注意事項:
バッテリーの交換は、メーカで推奨されていません。
メーカの説明書にも、電池の交換に関して「ご自分で行うと防水機能が維持できず故障の原因になります」と記載されています。
交換する場合は自己責任で行うようにしてください。
このサイト上の情報をもとに交換したことによる事故や故障などは一切保証いたしません。
PanasonicのラムダッシュES-LV74というシェーバーを使っていました。
その後なんとなくT字剃刀を使うようになって数年使わずに放置していたのですが、久々に使おうと思ったところ、バッテリーがほとんど充電されず使用できませんでした。
Panasonicの説明書ダウンロードサイト
https://panasonic.jp/shaver/p-db/ES-LV74_manualdl.html
を確認してみると、電池の交換については「お買い上げの販売店にご相談ください」と記載されていました。
ネットで検索すると、修理代は約1万円程度かかるようでした。
家電の修理は保証内でも、送料は自分もちだったり、よくてもメーカと自分で往復送料の片方ずつ負担がほとんどです。そうなると送料でも1000円程度追加でかかることになります。
説明書には廃棄時の分解方法の図が記載されており、基本的にはネジを外せば良さそうだったのでもしかしたら自分でバッテリー交換できるのでは?と思い検索してみたところ、対応バッテリーが見つかりました。
その型番を検索するも、すでに製造終了となっているようだったのですが、仕様的に同じと思われる製品を見つけたので試しに購入してみることにしました。
価格は1000円弱。もし壊れたら新型の本体に買い換えればいいやと腹を括って試すことにしました。
購入した電池は ESLV9XL2507 という電池です。
ちゃんとPanasonicと記載があり、MADE IN JAPAN となっておりました。
私はAmazonで購入しましたが、Yahooショッピングなどでも取り扱っていました。
ちなみに、ヨドバシに問い合わせしたところ取り扱っていないと回答されました。
分解の手順は、説明書に記載の、廃棄時の分解手順の通りで問題ありません。
まずは①のネジを外します。
すると写真のように②の蓋を外すことができます。
その後、③の背面のカバー全体が外れます。
爪で引っ掛かっているので、このように後ろ側から少しずつ外していきます。
背面カバーが外れました。
白いカバーが出てきます。これが防水カバーになっています。
次に、白いカバーを固定しているネジ6箇所を外します。
ゆっくり白いカバーを外すと、このように青い電池が出てきます。
白いカバー側にケーブルがつながっているので勢いよく取らないように気をつけましょう。
(他のサイトの情報では、この配線がカバー側についていない本体もあるようです。もしかしたら製造時期によって若干仕様が違うのかもしれません)
ここまできたら、あとは電池を交換するだけです。
プラスとマイナスの向きを絶対に間違えないように気をつけてください。
本体側に「+」マークがあります。電池の向きを合わせてください。
あとは外した順番と逆に組み立てていきます。
白いカバーはパッキンがついていますので、何か挟み込んだりしているとそこから水が侵入する可能性がありますので十分気をつけて組み立てます。
充電スタンドに設置すると、LOWの状態から充電が始まりました。
満タンまで充電してみたところ問題なく使用できています。
数年使っていなかったので、あとは、外刃と内刃を新品に交換しました。
それ以降4年ほど使用していますが特に何も問題なく利用できています。